睡眠中の異常現象とその症状

睡眠時間帯に問題がある「概日リズム睡眠障害」とは

朝早く起きられなかったり、夜中でも眠れないといった
適切な時間に寝起きできない場合は
「概日リズム睡眠障害」かもしれません。

 

概日リズム睡眠障害は4つのタイプがあります

 

●非24時間睡眠覚醒症候群
毎日睡眠時間が一定時間ずつ遅れていき
遅れ方によりしばしば昼夜逆転してしまう症状で

 

24時間周期の社会では一定時刻に起床が必要になってくるので
日中眠気を感じたり注意力低下、倦怠感、うつ症状など
社会生活に大きな支障がでてしまいます。

 

改善するには朝昼晩と規則的に食事をとったり
体内時計を調整するために朝日を浴びる等
規則的な生活を送るのが大切になります。

 

治療方法は朝に1時間くらい2500ルクス異常の光を浴びる
高照度光療法とメラトニンを内服する方法があります。

 

 

●睡眠相後退症候群
夜型の生活を送る人がなりやすく
明け方まで眠くならず昼くらいにならないと起きれない人は
「睡眠相後退症候群」の疑いがあります。

 

不眠症と違い時間がずれているだけで
睡眠時間が短いわけではありませんが
仕事や学校など昼間の活動に影響が出ます。

 

起きられない事が問題一番の問題で
改善するには早起きして朝日を浴びるのが一番です。

 

医療機関での治療は
朝の6時から7時に高照度光療法をする方法と
夕方にメラトニンを投与する方法があります。

 

 

●睡眠相前進症候群
年配者に多く、睡眠相後退症候群とは逆に
体内リズムが前倒しになり早朝に目が覚めて眠れなくなったり
夕方になって強い眠気に襲われるといった症状があります。

 

日常生活では、生活パターンを確認し、
夕方以降に強い光を浴びて早く寝てしまうのを我慢したり
サングラスを早朝から着けて朝日をさけたりするのも効果的です

 

治療方法は高照度光療法やメラトニン療法があります

 

 

 

●不規則型睡眠覚醒パターン
先天的に脳障害がある人や認知症の年配者に多く
睡眠と覚醒の時間帯がバラバラになり
昼夜関係なく繰り返す症状です。

 

改善するには日中はベッドから離れて運動などの刺激を与えて
日光をたっぷり浴びて居眠りしないようにしたり
メリハリのある生活が大切です。

 

 

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